どこで動画を観るのか
あなたの動画を観てくれている視聴者は、
ここで言う「どこで」というのは、電車の中、友達の家、スタバ、ベッドの上という意味ではありません。
PCなのかスマホなのか、もしくはタブレットの画面なのかといった、ユーザーが動画を再生している端末のお話です。
視聴されている端末は「YouTube Studio」で確認することができます。分からないと言う方は一度チェックしてみることをオススメします。
動画はユーザーフレンドリー?
ゲーム系のYouTubeチャンネルを運営している方は、プレイ画面の録画や動画編集作業をPCのモニター上で行うことが多くなります。
そのため、最終的に出力される成果物(完成した動画やサムネイル)もPCのモニターサイズを基準にしてしまいがちです。
しかし、これには注意が必要です。
YouTubeを観るユーザーの多くはスマホで動画を観ています。
例えば僕の動画は、
総再生回数の約60%がスマホで再生されています。
スマホの画面サイズはPCモニターの1/5以下です。
PCのモニターサイズを基準にコンテンツを制作すると、スマホで観た時に文字が小さかったり、映像がごちゃごちゃしていたりと、観にくく感じます。
特に以下の項目には注意が必要です。
これらが観ずらいと、それは視聴者にとって「ノイズ」となり、動画の視聴を途中で止めてしまう要因となります。
以前の記事でも記載しましたが、視聴者が動画の途中で離れると「視聴者維持率」も低下し、動画に対する総合的な評価が下がります。
いいことが何もありません。
「でもスマホで観やすいサイズで作ったら、今度はPCから観にくいんじゃないの?」
そう思う方もいるかもしれませんが、スマホで観やすいサイズならPCのモニターでもストレスを感じることなく視聴できます。タブレットも同様です。
特に、動画のクリック率を大きく左右する「サムネイル」の文字サイズが小さく、何が書かれているか分からないと、視聴回数は激減してしまいます。
そのため、
ことをオススメします。
また、どうしても画面内の文字数が多くなってしまったり、サムネイルの絵がごちゃごちゃしてしまう場合は以下の処理をオススメします。
一般的なビジネス同様、ユーザーに愛されるコンテンツはユーザーフレンドリーなコンテンツです。
動画が再生される環境を考慮したコンテンツ制作をオススメします。