こんな話、聞いたことありませんか?
しかし、単刀直入にいうと、YouTubeの毎日更新はやめた方がいいです。
その理由は次の3つです。
その①:人数の違い
動画を毎日配信して成功しているチャンネルの多くは、有名人や大物YouTuberによって運営されています。彼らが毎日配信できているのは、そのチャンネルを個人ではなく、複数人のプロが運営 しているからです。
そのため、個人で運営しているYouTubeチャンネルとはチーム力 が全く異なります。しかも、彼らのチームに属するスタッフは精鋭揃い。映像のプロや芸能界で活躍するトップクラスのクリエーターが多数参加しています。そのため、動画を作るスピードが一般人とは全く異なります。
しかし、以前カジサックさんや宮迫さんも動画内で「毎日更新は本当に大変」 とおっしゃていました。
そのため、途中で毎日更新は止め、現在は週3〜4回の更新頻度になっています。
このように、第一線で活躍する人気芸能人で、さらに!素晴らしい構成作家やクリエーターも参加するチームが運営していても「毎日更新」は難易度が高く、長く続けることができない のです。
これを個人でやるとなるとまず不可能です。できたとしても次にご紹介する問題が発生します。
その②:クオリティの低下
頑張れば1人で毎日配信することは可能かもしれません。
しかし、確実に動画のクオリティは下がります。
時間に追われ、じっくり企画を練る時間もなく、とにかく動画を更新するのが目的といった運営スタイルで、毎回視聴者に「面白い!」と思わせるコンテンツを作り続けることはほぼ不可能です。できるのは一部の天才だけでしょう。
では、面白くない動画を毎日投稿し続けるとどうなるのか?
自分を視聴者に置き換えて考えてみましょう。
面白くない動画を毎日投稿するチャンネルと、週に1本だけの更新だけど、毎回とても面白い動画を観せてくれるチャンネル。どちらが観たいでしょうか。
もちろん、後者の「週1本の面白い動画」を選ぶはずです。むしろ面白くない動画を一度観てしまったら「次もこのチャンネルの動画を観よう」とは思わないですよね。
その③:メンタルの消耗
ここまでお伝えした通り、毎日動画を更新するのはとても大変です。睡眠時間を削り、時間に追われながら企画を考え、長時間動画を編集して公開する。これを永遠に続けなければなりません。
しかし、チャンネルが育っていない状態だと、どんなに頑張っても再生回数やチャンネル登録者数は伸びず、全くお金に繋がらない。動画には心ないコメントも届き、低評価のボタンも押される。という、とても過酷な日々を経験することになります。
それなのに1日1本動画をアップしなければならない。
そして、そんな辛い日々が続く中で、最初抱いていた強い情熱や、やる気は失われていき、YouTubeで頑張ることが次第に嫌になってしまいます。
これはYouTubeだけでなく、SNSやブログの運営、ひいては企業経営でも同じことですが、
FacebookだってGoogleだって、1日や2日の頑張りであれだけの巨大企業になったわけではありません。優秀な人々が何ヶ月も何年も努力と情熱を注いだからこそ、あれだけの企業に成長できたのです。
大切なのは続けること。
あなたが諦めることなくYouTubeで活動を続けていれば、必ずチャンスは訪れます。もちろん改善や挑戦は必要ですが、続けていればチャンスは来ます。だから「毎日更新」という高す過ぎるハードルを掲げることで、自分の心を疲弊させてしまうのは避けていただきたい。無理をせず「続ける」ことを大切にしていただきたいです。
あなたのペースで「続ける」ことを大切に
以上が、YouTubeの毎日更新をオススメしない理由です。毎日動画を更新することの大変さや注意点をお伝えしました。
しかし、もちろん複数人でチャンネルを運営していたり、あまり編集の必要ない動画を投稿している方は毎日更新するのもいいと思います。更新頻度が高いというのはYouTubeの視聴者にもYouTubeのシステムにも好かれます。
しかし、1番大切なことは、あなたが YouTubeでの活動を続けることです。
ローマは一日にして成らず。
どうか無理のないペースでYouTube活動を続けてください。